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第1回:O脚・X脚のバイオメカニクスと病理
2025/10/10
O脚(内反膝)とX脚(外反膝)は、大腿骨と脛骨のなすQアングルの異常に起因します。O脚は、膝関節の中心軸が内側に偏位し、内側コンパートメントに過度な圧縮ストレスを生じさせます。これは内側半月板の損傷や変形性膝関節症(OA)のリスクを高めます。一方、X脚は外側に偏位し、外側コンパートメントに伸長ストレス、膝蓋骨に外側への牽引力を生じます。これらのアライメント異常は、主に骨盤前傾・後傾といった股関節の位置異常、および足部の過回内・過回外といった距骨下関節の機能不全から連鎖的に発生する運動連鎖の破綻として捉える必要があります。
