
第5回:歪み改善のための運動療法の原則と注意点
2025/10/24
O脚・X脚の運動療法では、単なるストレッチや筋力強化に留まらず、モーターコントロール(運動制御)の再学習が不可欠です。トレーニングの原則は、「関節求心位での安定化」を図ることにあります。すなわち、中間位(ニュートラル)を意識したスクワットやランジなどで、体幹と股関節の連動性を高めることです。特に、片脚立位でのバランス訓練は、日常生活動作に近い負荷で固有受容感覚を刺激します。ただし、急性期の痛みがある場合は、無理な負荷は炎症を悪化させる可能性があるため、専門家の指導のもと、疼痛のない範囲での関節可動域訓練から始めることが重要です。
